――世界はこんなはずじゃないことばっかりだ。
昔、誰かが言った言葉だ。
その時には気にも留めなかった言葉が、彼女には重くのしかかっていた。
運命というものは想っていたよりも残酷で、どうしようものないことだと理解したのだ。
それでも、それをどうにかしたかった。
そんな運命さえ、打ち破ってやろうと想った。
「――なんだか、懐かしい魔力の気配……」
雲ひとつない夜空に浮かぶ月を見上げて、世界の静寂を感じていた。
星たちはあんなにもたくさん輝いているというのに、自分は世界に一人きりだ。
自分が愛した者たちはもういない。
それは、否定することのできない事実だった。
「――そこに、いるんだ……――――ちゃん……」
親友だった者の名前をポツリとつぶやいた。
しかし、それももう過ぎ去った過去のこと。
この行為は親友に対する裏切りでしかなく、自分が彼女の親友を名乗れるはずもないのだから。
「――もし出逢ってしまったとしても……うん、そうだね……私は止まらない」
そう、止まらない。
止まりたくない理由も、止められない理由もあるから。
決意を瞳に。想いを胸に。誓いを心に。
月に照らされた夜空に、一筋の暗闇が駆けた。
魔法少女リリカルなのは Dark Angel―堕ちた天使の物語― Part3.闇の天使―彼のために―
「――はぁ、大変なことになったなぁ……」
手に持った数枚の資料を眺め、フェイトはハァと溜息をついた。
彼女の手にある資料の表紙には“闇の天使事件について”と書かれていた。
「まさか、またレリック絡みの事件が起こるなんて……しかも、こんなにも早く」
前回の事件の記憶は新しい。
レリック、そして聖王のゆりかごを巡り引き起こされた事件、JS事件。
フェイトにとってレリックは大きな意味を持つロストロギアなのだ。
その重要性も、危険性も身にしみて理解をしている。
「だけど、誰がこんな事件を……」
最初に疑ったのは、先の事件の主犯“ジェイル・スカリエッティ”だった。
しかしすでに、彼はおとなしく監獄の中だと確認されている。
到底、このような事件を起こせるはずもない。
「――天使……」
嘘か真か、襲撃者は天使のような姿であったと事件の資料には書かれている。
はっきり言ってしまえば、この情報も当てにならないとフェイトは思っていた。
今回の事件に関しては圧倒的に情報が足りていない。
相手の正体も、相手も目的も。
確実に分かっていることは、レリックを使って何かをしようとしていることくらいだ。
ちなみに、フェイトが現在いる場所は機動六課のあるミッドチルダではない。
第６７管理世界にある古代遺失物保管施設にいるのだ。エリオとキャロとともに。
この場所にいる目的は、施設に保管されているレリックの守護。
どこが襲われるか分からない状況で、管理局が下した苦肉の策だった。
ライトニングの副隊長を除いた３人がここを、スターズがもう一か所ある保管施設を警備することになったのだ。
「――フェイトさーん」
背後から聞こえたエリオの声に、フェイトは振り返った。
「あっ、エリオ！ そっちの様子はどう？」
「えっと……特に問題はないです」
簡単な現状報告をしながら、カツカツと足音を立てながら二人は廊下を歩いて行く。
「エリオは今回の事件……“闇の天使事件”についてどう思う？」
「――僕がですか？」
うん、とフェイトは頷いて、エリオの言葉を促す。
エリオはそんな言葉に少し頭をひねりながら答えた。
「えーと、そうですね、保管庫を襲撃した犯人はかなり強力な魔道師だと思います」
エリオの今知っている情報では、犯人は単独あるいは少数で古代遺失物保管庫を襲撃したこととなっている。
仮にもロストロギアを保管する施設なのだ、そこの警備が脆弱であるはずがない。
むしろ、普通の施設に比べて格段に厳重になっている。
それでも、襲撃者はいとも簡単にその警備を突破したどころか、施設自体を破壊して見せたのだ。
その事実だけで、相当な力を持っていることが伺える。
「それと、犯人の最終的な目的が分からないのも不気味です。――レリックを使って何をしようとしているのか……」
レリックはその内に強力な力が宿っている。
その力も言ってしまえば、とても不安定で限定的なものだ。使い方の分からない一般人じゃ扱いきれるはずもない。
しかし逆にいえば、扱い方が分かっている者にとっては、それは強大な力と変わる。
「そうだね、目的が分からないのは怖いね……今後の対策を考えるのが難しくなる」
「そうですね、フェイトさん」
「今は、とにかく、しっかりと此処の警護をしようね、エリオ――だけど……」
「――はい？」
言葉の続きを待つエリオの体が何か柔らかいもので包まれた。
もちろん、その柔らかいものはフェイトの腕で、エリオは一瞬自分がどうなっているのか理解ができなかった。
すぐさま抱きしめられていると気づき、エリオは顔を真っ赤にした。
「――ふぇ、フェイトさん！？」
「――頑張るのはいいけど、無茶は駄目だからね。確かにエリオたちは強くなったけど、私はいつまでも貴方達の母親のつもりだから……」
「――はい……フェイトさん」
恥ずかしそうにエリオは言葉を返しながら、自分の腕をフェイトの背に回した。
少しの間お互いの温もりを感じたところで、フェイトは満足そうに微笑んだ。
「さぁ、エリオはキャロのところに行ってあげて、私は反対側を見回るから」
「――はい！」
元気よく返事をして、エリオはフェイトに背を向けてエリオはキャロのもとへと走って行った。
その様子をフェイトはじっと見て、そっと誰にも聞こえない声で一言つぶやいた。
「――私も、心配性だなぁ……」
冷静に自己分析しながらも、フェイトは幸せそうに微笑んでいた。
＊＊＊＊＊＊＊＊
「――フェイトさんは何だって、エリオ君？」
「――このまま警護を続けるようにだって、それと無茶をしないようにって」
エリオはキャロの隣に座って、来る途中に買って来たコーヒーを手渡した。
キャロはそれを両手で受け取って、笑顔でお礼を言った。
「ありがとう、エリオ君……気を引き締めて頑張ろうね」
「うん、そうだね」
キャロはカップに口をつけて、そっとコーヒーを飲んだ。
「――あったかい……」
エリオの優しい気遣いに、キャロは体も心も温かくなり、静かにエリオに寄り添った。
「きゃ、キャロ！？ ど、どうしたの！？」
「――少しの間だけ、こうしていたいな……」
キャロの手とエリオの手が、ふんわりと重なった。
エリオは、顔を真っ赤にさせながらも、その小さな手を握った。
「――キャロ……」
「――エリオ君……」
二人は互いの名前を呼び合った。
まだ二人は幼い。
それでも、気持ちを通わせ、伝えあうことができる。
なによりも、二人は幼いなりに前に進もうという意思があった。
――もしかしたら、なのはとユーノ関係より、エリオとキャロの二人の方が進んでいるのかもしれなかった。
そんな穏やかな時間は、無情にも長くは続かなかった。
突然廊下に響いた警告音。膨れ上がった膨大な魔力の気配。
その全てが、周囲に異常をもたらしていることを告げていた。
「――エリオ君っ、これはっ！？」
「――わ、分からないけど、きっと良くないことが――」
エリオが言い終える前に、その声は激しい揺れと騒音によってかき消された。
周りのガラスが一枚の例外もなく砕け散り、ギシッと廊下の壁が軋む。
直後、さらなる力が衝撃を伴って二人に襲いかかった。
「エリオ君っ！ 危ない！」
『――Protection』
衝撃を受ける刹那、キャロが叫んだ。
二人が衝撃を受けるほんの一瞬、わずかに早く、キャロの防御魔法が展開された。
――そして、衝撃。
轟音と爆風が二人を包み込んだ。
「――はぁ、はぁ……大丈夫、キャロ？」
「――うん……なんとか」
衝撃が止み、辺りが静かになる。
エリオもキャロもお互いの無事を確認して、現状を確かめる。
「もしかして、今のは……敵の攻撃なのかな？」
「それにしたって、これは……」
エリオが言葉に詰まるもの無理はなかった。
周りを見渡してみれば、ガラスが散乱し、壁の一部が崩壊しているところさえある。
さらにその先、外を見れば、あちらこちらで炎が上がっている。
「とにかく、ここは危険だし、外に出てからフェイトさんと合流しよう」
「うん、そうだね」
そう言って、二人は壊れた窓を通り外に出る。
外から見ることによって、その被害の大きさを改めて実感した。
魔力の爆発の中心地と思われる場所は、もはや瓦礫の山となっていた。
確実に非殺傷設定ではない、物理破壊を目的とした魔法だった。
「――ひどい」
そうキャロが呟いたとき、ふいに背後からガサッという物音が聞こえた。
施設の職員の可能性を考え、キャロは物音の聞こえた方向に声を投げかける。
「あのー、すみません、誰かいるんですか？」
キャロの問いかけには返事は返ってこなかった。
代わりに建物の奥から返って来たものは、黒い魔力光を帯びた魔力弾。
「――ケリュケイオンっ！」
「――Protection」
キャロはとっさにパートナーの名を呼び、素早く防御魔法を展開した。
その魔法はキャロが使う防御魔法のなかで、一番使い慣れた魔法。
先ほどの衝撃でさえ、防ぐことの出来た信頼のある魔法だった。
しかし、エリオの耳に届いた音は、ガシャンと何かが崩れ落ちる音だった。
「――えっ……」
エリオが驚愕に目を見開くのと同時に、キャロの体が足元から崩れ落ちた。
キャロを襲った魔力弾は、展開したバリアを紙のように突破し、彼女の腹部も貫いていた。
脇腹からドロリとした赤い血が流れだし、キャロはうずくまりゲホゲホッと血を吐いた。
「――キャロ！！」
エリオはとっさにキャロを抱き起そうとして、キャロのもとに駆け寄る。
「……え、エリオ、君……うし、ろ……」
その言葉にハッとなって、エリオはすぐさま振り返った。
崩れた瓦礫の奥、魔力弾が飛んできた暗がりから、ゆっくりと足跡が聞こえてくる。
夜の闇と建物の影で見えなかったその顔が、エリオの目にも徐々に映し出されていく。
「――えっ……！？」
エリオは目を瞬いて、もう一度己の目の前にいる人物を見た。
それは、エリオがよく知っている人物だった。
――そう、よく知っている人物であって、全く違っていた。
彼女はその長い髪を二つにまとめていた。
彼女は背に4対の漆黒の翼を羽ばたかせていた。
彼女は黒色に染まったバリアジャケットを身に纏っていた。
彼女の魔力光もまた深い黒色に染まっていた。
纏っているものも、雰囲気も全く違っているのに、その姿は――
“高町なのは”と全く同じだった。
「――な、のは、さん……？」
そう呼ばれた女性は、フフッとかすかに笑ってエリオの問いかけに答えた。
「――うん、そうだよ、エリオ。“なのはさん”だよ」
自ら、なのはと名乗った女性は、一歩、そしてまた一歩、静かに歩きだした。
そんな女性を目の前にして、エリオの頭の中は、状況が理解できず混乱のさなかにあった。
ただ唯一分かったのは、目の前にいる“なのはさん”は違うというということ。
何が違うかと問われれば、エリオには答える事が出来なかったであろう。
しかし、全身の感覚が目の前の女性を、なのはであることを否定していた。
それに、目の前の女性はキャロを傷つけた、張本人なのだ。
「――あなたは、一体何者なんですか！」
傷ついたキャロを抱きしめながら、エリオは“なのは”に吠えるように叫んだ。
その叫びを目の前に、その女性は己の杖をゆっくりと構えた。
そう、その杖はエリオもよく知る『不屈の心』。
だからだろうか、エリオは“なのは”よりもストラーダを構えるのが一瞬遅くなった。
――しかし、その一瞬が大きな差となった。
「――駄目だよ、敵を目の前にして油断したら……」
耳元で囁かれる声。
ほんの一瞬という恐ろしい速さで、彼女はエリオの背後へと迫っていた。
エリオには彼女の移動を視認することができなかった。
そう、ただ消えたようにしか見えなかった。
そして、ドスンと鈍い衝撃が背部を遅い、エリオは地に手をついた。
「――がはっ……」
真っ赤な血を吐いて、エリオは地にうずくまった。
非殺傷設定などではない、凶悪な一撃だった。
もうエリオの意識はその一撃で沈んだ。
その中で、かすかな“なのは”の声を聞いた。
――『ごめんね』と。
＊＊＊＊＊＊＊＊
――フェイトは飛んでいた。
漆黒の夜空を駆け抜け、倒壊した建物を見下ろしながら。
（――いったい何が起こった！？）
周りを見渡してみれば、あちらこちらで煙が上がり、建物は崩れていた。
その全ての状況が、その場の異常を示していた。
（――これは、敵の攻撃……？ こんなの、めちゃくちゃだ）
悪い予想がそれ以上の結果で返ってきてしまった、とフェイトは思った。
状況から考えるに、施設を破壊できるほどの強力な魔法による物理的攻撃。
さすがに全壊させるような威力はないようだが、その魔法の中心地と思われる場所には大きなクレータが残されていた。
それだけで威力のすさまじさを知ることができる。
（――とにかく、まずはエリオとキャロに現状確認をっ……）
そう考えて、すぐさまフェイトは二人に念話を送る。
『――エリオ！ キャロ！』
『―――――――』
呼びかけには返事はなく、無音だけが返ってくる。
フェイトは嫌な汗を額ににじませ、さらに加速し夜空を駆けた。
そして、フェイトは見つけた。――血まみれで倒れる大切な者の姿を。
「――エリオ！ キャロ！？ しっかりして！」
すぐさま地上に降り立ち、倒れる二人のもとに駆け寄った。
フェイトは二人の姿と、周りに広がった赤い血を見て、顔を真っ青にした。
「――フェイ、ト……さん……」
「駄目、エリオ！ しゃべらないで……いま、応急処置をするから！」
専門分野でないにしろ、ある程度の怪我の手当ての知識と治癒魔法は持っている。
素早く、魔法を展開し、フェイトは治癒魔法を発動させようとした。
「……う、しろに……」
「――えっ……」
フェイトが後ろを振り返ると、そこには一人の女性が暗闇の中に立っていた。
その姿は、彼女の親友によく似ていた。――いや、同じだった“高町なのは”と。
違っていたのは、彼女が纏う雰囲気と黒色の魔力光。
そして、背中から伸びる、漆黒の翼。
そう、その姿は“天使”のようにも見えた。
「――久しぶり、フェイトちゃん……」
その声もまた、なのはと同じ声。
「――――お前は、何者だ……！」
フェイトは治癒魔法の行使を一旦止め、防御と治癒の効果のある結界魔法をエリオとキャロの周囲に展開した。
そして、相棒であるバルディッシュを握りしめて、相手を睨みながら、一歩前へと踏み出す。
「ひどいなぁ、フェイトちゃん。私はなのはだよ――」
そんなはずがない、とフェイトは頭の中で即座に否定した。
本物のなのははこの世界では無いところにいるはずだし、それに――
自分が知っている彼女なら、エリオとキャロに攻撃を加えるなんてことは、絶対にないのだから。
だから、必然的にフェイトは目の前の“なのは”を“なのは”でないと、別のだれかだと認識した。
そして、その考えは正解でもあり、間違いでもあった。
「――あなたの知っている、なのはではないだろうけど」
瞬間、彼女の姿が唐突に消えた。
「――くっ……！」
一瞬で消えた相手に驚きながらも、フェイトは直感的に己の左側に跳んだ。
直後、自分がいた場所に黒い魔力弾が驚異的なスピードで通過していくのを感じられた。
（――敵は、どこに！？）
回避が遅ければ、という不安を即座に打ち消し、眼を凝らした。
敵は見えない。夜の暗闇だけがフェイトの眼に映っていた。
「――こっちだよ……」
後ろから聞こえてくる声。
その声に振り返らずに、フェイトは前へと飛ぶ。
「――バルディッシュ！」
『――yes sir』
そしてさらに加速。
夜空に向けて、一直線に飛んでゆく。
（この辺までくれば……）
フェイトが選んだのは、相手と距離をとることだった。
エリオとキャロを戦いに巻き込まないための選択。
障害物のない場所で戦うための選択。
そして、相手が見えない状況を打破するための選択だった。
（相手が見えなかったのは、たぶん幻術系の魔法を使ったからだ）
離れた場所から、先ほどまでいた場所を見ても、そこには誰もいない。
見えない敵に対して、フェイトがとった行動は単純だった。
「フォトンランサー！」
『――Phalanx Shift』
フェイトを中心として、大量の光の矢が展開され、雨のように降り注いでいく。
そう、フェイトの選択はフォトンランサーによる広範囲攻撃。
この攻撃で相手を倒せるとは、露ほども思っていない。
フォトンランサーの意味は相手に行動させることと、そして周辺をその光で明るくすることだった。
（――さぁ！ 出て来い）
緊張と集中力をさらに上げて、光の矢が飛んだ先と、己の周囲に全感覚を向けた。
「――残念。作戦としては良かったけど、私の方が一枚上手だったかな？」
不意にフェイトの耳に届いた、親友の声。
後ろから掛けられた声に振り返ろうとするも、頭の後ろにデバイスをあてられ、振り返ることはできなかった。
「――っ！ 転送、魔法……」
「そうだよ、フェイトちゃん……これは、あの人が私に残した、魔法」
やはり、彼女の声はとても、なのはに似ていて。
しかし、フェイトはとても違うもののように感じた。
「――お前は、何者だ……偽者め！」
「ひどいなぁ……偽者だなんて。せめて“もう一人”って呼んでよ」
フフッと、“もう一人”と名乗ったなのはは微笑む。
それは、やはりフェイトのよく知るなのはと同じ頬笑みだった。
「――さようなら……もう一人の私によろしくね？」
ズドンと鈍い衝撃がフェイトの後頭部を襲った。
その一撃で意識を失いフェイトはは、そのまま地面へと墜ちてゆく。
「――ホールディングネット」
地面に衝突する寸前に、黒色の魔法陣を展開し、フェイトの体を優しく抱きとめる。
彼女はその様子を見届け、夜空を見上げた。
「――私はここまで来た……来たんだね……」
彼女の言葉はどこか弱々しく、寂しげだった。
「――だけど、私は後悔しない……うん、しない」
それでいて、彼女の言葉は決意に満ちていた。
たとえ間違っていても、それを貫く強さがあった。
「さぁ、レリックを回収して、早くここから立ち去らないと……」
そう、彼女は止まらない。
何よりも大切で、叶えたいと願える望みがあった。
「――もうすぐ、きっと、逢えるから……」
暗い夜空に輝く星と月だけが、彼女のつぶやきを聞いていた。
黒き闇の天使は、先の見えない物語を進み続ける。
あとがき
今回はフェイトたちがメインでした。ユーノとなのはは今回お休みです。
やっと敵が登場しました。今回から物語が大きく転換していきます。
次回のメインはユーノになる予定です。
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